MisionJP


設立の趣旨


PROATI20088月に設立された建白書に以下のように明記されています。
  1. PROATIは広域水系に存在する資源の価値を認め、自治経済の確立のために、有効活用するような努力を行います。
  2. PROATIはラテンアメリカ及び世界の先進的な開発手法を使い、その資源を有効に利用します。またボリビアの人的資源を優先し、経済的にも文化的にも自立した事業を行います。
  3. PROATIは科学的にその有効性が解明されていない資源の調査を行い、その普及につとめます。それらの対象物としてはマカ、ユユチャ(水前寺海苔)、Aji Gusano唐辛子、紫トウモロコシ、ブルーベリーなどの有用作物を栽培し、環境保全の広報普及を目指します。また、ボリビアのフォークローレ等の音楽の普及にも努め、Gran Grigotaビルの1階に、同内で民芸品等の販売を兼ねたペーニャ・モンソニャンを開きます。 
  4. PROATIは人間の持続可能な事業展開を行うために、専門的な機関と関係を構築し環境保全の理念と、多様な文化的な関係を構築します強調した事業展開を常に行います。
  5. PROATIは周囲の環境と競合して道徳的な原則に従って、私たちの発展を通して健全な活動を行います。


使 命

PROATI(ボリビア広域水系先住民族生産物流通向上計画)はその普及活動と、地方の生産者への流通整備のために、生産的で環境管理のシステムを総合的にすすめるために総合戦略を構築しております。

PROATIPilcomayo河、Parapeti河、Pirai河、そしてアマゾン水系の二つのMamore河とMadre de Dios(聖母)河の5つの大河に特定したエコーツアーを実施します。またその活動を通じて、広域水系の環境保全を訴える活動を行います。自然環境保全が大きなテーマで、環境マップの製作等にも積極的に関わっていきます。



展 望

PROATIはボリビアの広域水系のうち5つの地域に特定した活動を行う。その地域での環境保全を一番のテーマとしてとらえ、アフロフォレスタリ理念に基づいた農業開発を推進するとともに、先住民族の特定生産物(例えば織物)等の流通促進を行い、地方の生産者の生活向上にも寄与しなけらばならない。国内での東部地方とアルテイプラノの格差是正も大きなテーマであるととらえている。

今後、PROATI5つの広域水系地帯以外に、例えばボリビア東部のチキタニア地方への、アンドレス・イバーネス郡等への環境保全啓蒙活動等を通じて活動範囲を拡大する予定です。そのために20091月にはポロンゴ村において実証展示圃場を開設する予定です。